はろリーヌ、ラエコです。
東京から沖縄移住して、そろそろ4年目となり、たくさんのお気に入りスポットが出来たけど、実は秘密にしておきたいお気に入りの場所はブログには書いていない…sorry
で、今回の所も書こうか迷ったのですが、、、
ここは遠いし予約しないと入れない所なので、「本気で行きたい人だけ行くかな〜!」思って書く事にしました♪
さて、前置きが長くなりましたが、今日は沖縄北部にある、自然放牧で酪農をされている『INAFO FARM(イナホファーム)』さんのご紹介です。
【北部観光】敷地50万坪!ジャングルにある自然放牧酪農場
私がイナホファームを知ったのは、道の駅でこのジェラートを買ったことがきっかけ。
ジェラートも美味しいし、ロゴも可愛いしで、「へー!こんな所あったんだ」と思って、インスタをチェック。
「なになに?やんばるで自然放牧の巨大ファームだと?!」と、調べれば調べるほど、気になる農場。
そして今回ご縁があり、ついにファームに行くことができたのだあ~!
いざイナホファームへ!
イナホファームがあるのはここ↓
この地図からも分かる通り、途中からめっちゃジャングルで、ひとりで軽自動車で行った事をまじで後悔した(笑)
そりゃそうだ。
だって、標高80-186メートルの高低差のある山間部にあるんだから、、、
ひたすらこの道をゆく
ドコモの電波も途切れ途切れだったので、行く時はオフマップをダウンロードしていくことをオススメします。
ジャングルを抜けると看板が見える。
入るとこんな感じで受付的な民家があって、ようやく人の気配を感じられてホッとしました。
はいさい!
宇宙と繋がれそう
牧場見学ツアーへ参加
今回は、牧場見学ツアーに参加!
牧場ツアーをしながら、農場経営のことや自然放牧はなんぞや?とか、牛さんの気持ちなど、様々なことを説明して頂く。
このファームは、ガチの自然放牧で、だだっぴろい草原に約15頭の牛さんがのんびりと生活しています。
広すぎて牛を探すのが難しいw
牛さんどーこだ!
このファームの牛は日本ではかなり珍しいジャージー牛
一年を通して温暖な沖縄は自然のエサが常にある
とにかく敷地が広大なのだが、面積なんと50万坪だって!!!!
現在は少人数で運営されているので、全部の敷地を開拓してるわけではないのですが、ちょっと歩いただけでもアップルバナナの原木などがあり、ジャングル感がすごい。
アップルバナナの原木
原木は背が高い!
牛さんのウンコについて
これは牛さんのウンコで、やっぱり草だけ食べてるからウンコが緑っぽい。
馬糞じゃじゃん
ウンコinグリーン
しかも全然臭くないの。
ウンコを見れば、一発でホンモノの牧草牛かそうじゃないかわかっちゃうね。
ウンコ嘘つかない。
草は生えて生えて生えまくるんだけど、牛さんはこのドカッと落ちた自分のウンコの周りの草は器用に食べないらしい!
ウンコの周りは草ボーボー!
そうだよね、誰だって自分のウンコには近づきたくないよね…。
だから、草が大量に生えても、ウンコの周りには、「食べないゾーン」もちゃんと出来て、徐々にウンコが地面に馴染んだら、また草が生え始めたりして、草の量のバランスが取れるんだって。
人間が手を貸さなくても、こうやって循環してゆくのだね。
豆知識
そうそう、草は短くて柔らかい草のほうが栄養価が高いんだって。
草が伸びると穂が出来てそっちに栄養が取られちゃったり、種が出来て草が硬くなっちゃうんだって~。
なるほどね。
確かに短いほうが食べやすいよね〜。
こうやって牧場ツアーで説明を聞いてると、牛さんの気持ちがだんだんわかってくる。
搾乳ゾーン
だいたいの牧場は1日2回の搾乳なんだけど、このファームは1日1回らしい。
シンプルな搾乳ゾーン
私も第一子の時、搾乳めっちゃ頑張ってて「ラエコ乳業」って呼ばれてたくらいだから、搾乳機を見たらすんごい感情移入してしまい、ここで初の質問をした。
「搾乳してる時、牛さんって大人しくしてるんですか?」
搾乳前におっぱいをホットタオルで温めて、リラックスした状態で行うとオキシトシンが出てきてお乳がたくさん出る様になります。
まるで、小牛が吸っているような気持ちにさせることがポイントです
わかりみ、、、
私も搾乳するときは、部屋を暖かくしてリラックスできるソファですると、オキシトシンが出まくっって、じゃんじゃんおっぱい出てたもんな…。(って何の話)
いや~でも素晴らしい環境だなあ。
やはり人間の搾乳機と比べるとデカい!
イナホファームでは、牛乳は販売しておらず、取れたミルクはアイスやヨーグルトなどで販売してるので見かけたら買ってみてね。
キッチンカーで販売!詳細はインスタグラム にて
◇
さて、今回は私が興味のある「ウンコと搾乳」のことをメインに書いてしまいましたが…😂
この農場ツアーでは、もっとすごいタメになる話をたくさん聞くことができるので、気になる方はツアーに行かれてみてね。
感謝してお肉を頂く
農場ツアーの後は、役目を終えたグラスフェッドビーフちゃんを「頂く会」です。
ここまで「牛ちゃん愛」を書いておいて、「結局食べるんかい?!」と思われる方もいるかもしれないのですが…。
大事に愛を持って育て頂いたお肉を、こうやってみんなで感謝しながら頂くことは、日々の自分の食べ物をチョイスする上で貴重な経験となりました。
私は沖縄に住んでから、前よりたくさんお肉料理を作る様になったので、自然とお肉の出どころ、臭い、脂身、色など気になるようになりました。
で、色々調べて「グラスフェッドビーフ」にたどり着き、ちょこちょこ取り寄せて食べたりしてたんだけど、「実際、放牧牛ってどんな感じなんだろう!?」って思ってたので、今回実際に見たり聞けたりして良かった〜!
ちなみに「グラスフェッドビーフ」とは、イナホファームにいる牛さんのように、牧草を餌として飼育された牛さんのこと。
牛舎がないので、牛さんが自分たちで歩きながら草を食べて育つため、筋肉が付いて体が引き締まり、お肉は赤身が多く栄養価も高いのが特徴。
筋肉もりもり
イナホファームで頂いたグラスフェッドビーフは、赤身なんだけど旨味がすごくて、肉自体の味が美味しいから薄味が合う。
そして、沖縄で育った牛だからなのか、沖縄の野菜と超絶合う。
with ゴーヤ
with バターナッツかぼちゃ
with 冬瓜
こういうの食べちゃうと、「普段子供たちに食べさせてるお肉ってなんなんだろう…」ってすごい考えちゃう、、、。
でも落ち込んでも仕方ないし、自分がこれからやれることをやれば良いので、ひたすら食事を楽しむ事に。
食べながらも「元々は生きていたお肉を食べさせて頂いてる」と感謝の気持ちで胸がいっぱい。
食べた後の感想
さて、たくさん美味しい料理を頂いたのですが…。
実は最近1.5キロ太って、プチダイエットしてたんだけど、このご飯会で腹パンパンになるまで食べまくってソフトクリームも食べちゃったから、翌日どんだけデブってるか怖かったの。
締めは別腹!
でも!!!
翌日胃もたれ一切ないどころか、ウンコがでまくって1キロ体重が減った…。(お前のウンコの話はするな!)
そして、とにかく体が軽い。
「一回の食事でこんなに違いがわかるんか!!」って驚いております。
普段スーパーで買い物してる身からすると、毎日こういう食事を取るのはハードルが高いけど、「本物を知る」ってことは超大事なと思った体験でした。
あと、ファームでお土産に買ったこのヨーグルトも美味しくて感動。
ヨーグルトってハチミツかけて甘くして食べるって感覚だったけど、このヨーグルトは濃厚で酸味があるので、サラダにかけてオリーブオイルと塩胡椒とかで頂くとgood♪
開封すると上がバターみたいになってる。バターみたいなとこも美味しい
混ぜてゆく
モッツアレラチーズっぽい感じ
まとめ
イナホファームは、牛とのふれあい体験や、敷地内にある滝ツアーなどされているので気になる方はぜひ参加をオススメします!
観光客がどんどん増えている沖縄ですが、ここは予約制なのもあり、かなり秘境感があります。
秘境以外の何ものでもない
そして、50万坪という巨大な敷地を少人数で丁寧に運営されており、自然や牛さん愛が超感じられる貴重な農場。
牧場で体験できるアクティビティはこちらをご覧下さい。
本当は教えたくないけど笑、すごいオススメの場所です。
このキッチンカーを見つけたらソフトクリームは絶対買うべし
以上、ラエコでした〜!
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INAHO FARM放牧牧場
住所:〒905-2261 沖縄県名護市天仁屋165
電話:05054750315
イベント詳細はInstagramをチェック
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