映画「リトル・ガール」

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映画「リトル・ガール」

 

最近ネットフリックスで見て、心を鷲掴みにされたドキュメンタリー映画「リトル・ガール」。

 

内容はというと…

 

フランスのとある地方で、男の子の体で生まれたサシャは、2歳くらいから「自分は絶対に女の子だ」と、性別の違和感を周りに訴える。

 

でも、学校でもバレエでも女の子として認められず、周囲に疎外されている。

 

母親のカリーヌは、サシャの気持ちを認め周囲に個性を受け止めてもらうように奔走するんだけど、拒絶されることが多く全然上手くいかない。

 

でもあるとき、パリにある小児精神科医と出会って、彼女の働きかけで周囲の受け入れが少しずつ始まる…

 

というようなお話。

 

ドキュメンタリーということもあり、7歳のサシャが本気で自分のトランスジェンダーと向き合い、周囲に立ち向かう姿が、本当にリアルで苦しい。

 

サシャは、普段から感情を押し殺すように生きてるんだけど、たまに溜まっていた感情を流すかのように泣いてしまうことがあり、幼いサシャの苦悩が痛いほど伝わってくるの。。

 

あと母親カリーヌは長年「サシャが妊娠したとき、本当は女の子が欲しいと思ったのが理由かも」と思っていて、それに責任を感じていたんだけど、あの姿はとても共感してしまった。

 

私も娘が不登校なのは自分のせいだと何度も思ったし、なんなら、今でもその思いは消えない。

 

いくら、「それはさすがに関係がないよ」とか、「科学的に関係がない」と言われても、自分のお腹から産んだ子に何かしら問題がある以上、どこかで一抹の責任は感じてしまうのが母親だと思う。

 

この映画を見て、「もし自分の子供がサシャだったら?」と何度も考えたが、やはり私もカリーヌ同様に、周りと戦うと思う。

 

映画の最後にカリーヌが、人はそれぞれ支える役割を持っていると前置きをし、

 

「サシャが今の時代に生きてるのは周りを変えるため、そして、自分はそれを支える使命を持っている」

 

と話してたのが印象的で、受け入れるまでに、かなり大変な時期を過ごしただろうけど、まさにその言葉の通りで、二人は周囲の意識を変える使命なんだと思う。

 

そして、二人が乗り越えられえることだからこの運命を与えられたんだと思う。

 

しかしどうしたって、子供は成長していくものだから、これからの体つきや考え方、年齢に合わせた周囲の対応などが未知で、考えても考えても不安が絶えない。

 

私はどうしてあげることもできないけど、今後サシャのような子とどこかで出会ったら、最初から完璧にはできないかもだけど、個性を受け入れて、その子がありのままに生きることができるように、精一杯努力したいと思ったのと、自分の子供たちにもそれを教えていこうと思った。

 

昨今、トランスジェンダーを受け入れる雰囲気があるけれど、それはごく一部の話で、この映画を見ると、「まだまだ全然浸透してないのだな」と思う。

 

こればかりは、一人一人が変わっていくしかない。

 

「リトル・ガール」、本当に見て欲しい。

 

いままでトランスジェンダーの映画はたくさん見たけど、こんな小さな子供が主人公でかつドキュメンタリーは初めてでは?

 

サシャ可愛すぎた。

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